お忙しいであろう、12月。
皆さま、いかがおすごしでしょうか?
今朝、とっても素敵なクリスマスプレゼントが届きました。
以前勤めていた会社の通販部門の方からのメールで、私が店長をしていた時に
担当させていただいていたお客様からの伝言です。
とても素敵なお客様で、本当によく色々なお話を聴かせていただいたお客様のおひとりです。
私が美容室の現場から離れて、はや5年程経ちますが、今でもこうして覚えてくださっていることに、ただただ感謝です。
美容師の為のコミュニケーション講師として活動し始めて、半年ほどが過ぎようとしていますが、正直なところ、受講して下さる方々に「先生!」と呼ばれることに
未だに、お腹の中がむず痒い感じがする、まだまだ講師としてはひよっこな私です…笑
そんな私ですので、ここで一つ、弁解しておきたいのですが
何も、私が”超カリスマ美容師”だとか、”天才的な何かを持った美容師”であったり
”超凄腕・敏腕美容師”であったわけではないことをお伝えしたいです。
では、なぜ、あの時に美容師として楽しい毎日だったか?
ひとえに、いつなんどきでも、お客様に全力で向き合っていたからだと思っています。
人の心を動かすのは、最終的に”人の心”でしかないと思っております。
美容師という職業において、ある程度の技術力は必要不可欠です。
そしてそれは、お客様と会うたびに「アップデート」しなくてはいけないと考えています。
それこそが、お客様に対する「誠意」なのかなと。
ある程度、スタイルが切れるようになってくると、途端に練習をサボり始める美容師を、よくみてきました。
他の技術においても同じです。
何とも悲しいことです。
誰からお金をいただき、誰のおかげで美容師としてご飯を食べられているのか??
それを考えたら、勉強し続けることは絶対的に必要不可欠なはずです。
そしてここで大事なのが、こういった嬉しいお言葉が頂けることや
自分の思い描いたような褒め言葉や評価をいただくのは、必ずしも「その時」ではないこともある、ということです。
多くの方が、その時の「評価」をもらえることを望むから、努力が長続きしないと思っています。
そうではない。
私もこうして5年越しにいただく言葉もあるのですから。
努力がどこで報われるかを気にしていたら、努力を当たり前のように続けさせることはできません。
それは、その時点で、「お客様の為」ではなく「自分の為」になってしまっています。
自分の為でもいいのですが、自分の為って案外、長続きしないんですよ。
誰かの為だから、長く続けられる。
美容師、誰しもが「お客様をきれいにしたい」「かっこよくしたい」と想って
美容師という職業を選んでいるはずです。
その想い、これから先も大事にしていただきたいと、心の底から願っております。
美容師がもっとそんな想いを大切にして、且つ努力を怠らなければ
美容室にいらっしゃるお客様は今よりももっとずっと、ハッピーでいられると思っています。
来年は私も、ますますお客様の為に動こうと、さまざまな計画を立て、今まさに推進中です。
美容業界がもっと、素敵な業界になりますように…
美容室に来るすべてのお客様がもっと、素敵になりますように…
そんな想いを馳せながら、今日のコラムを終えたいと思います。
素敵なクリスマスと年末年始をお迎えくださいませ。
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